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こけしのインテリア雑貨通販「kokechi」。
木のぬくもりと癒しを感じるこけし達、
ブライダルギフトや出産祝いのベビーギフト、プレゼントとして喜ばれています。
手のひらサイズの可愛いこけし。

 

こけし作家「卯三郎の孫」
卯三郎こけしの創業者、岡本 卯三郎の孫に生まれ常に木と共に成長してきました。
卯三郎の孫の作る作品は、こけしの伝統や技術を引き継ぎながら独特な世界観を表現しています。

いつの間にかこけしは大人目線を意識するものが多いですが、
卯三郎の孫の基本理念は「こども目線の重視」。
こどもの心が豊かになることを想って、こけしづくりに取り組んでいます。
キャラクター化されたこけしはその一例で、まるで絵本から抜け出てきたようにファンタジック。
フォルムのベースは森のきのこや木の実で、
森林豊かな群馬の自然を未来につなげていきたいとの思いも込めています。
一見、手を加え過ぎないシンプルな形状・彩色が新鮮です。

 

これまでの活動と主な受賞歴

平成21年 全群馬こけしコンクールにて林野庁長官賞受賞
平成22年 全国近代こけし展文部科学大臣賞受賞    
平成23年 全群馬こけしコンクールにて中小企業庁長官賞受賞
平成23年 全群馬こけしコンクールにて群馬県知事賞受賞
平成24年 全日本こけしコンクールにて宮城県知事賞受賞
平成24年 ISETAN×CREEMA TOKYO HANDMADE MARKET参加
平成24年 代官山ヒルズサイトCOLORS展 出展
平成24年 ART COMPE LIVE 入選
平成25年 全日本こけしコンクールにて農林水産大臣賞受賞
平成25年 いいね雑貨コンテスト!! グランプリ受賞
平成25年 TOKYO DESIGNERS WEEK2013 出展
平成27年 JAPAN EXPO inフランス 出展

 

―まず、卯三郎の孫さんご自身についてお聞きします。
  卯三郎の孫さんの作家名の由来と、創作活動におけるコンセプトを教えて下さい。
卯三郎こけしの創業者、岡本 卯三郎の孫に生まれ常に木と共に成長してきました。
卯三郎の孫の作る作品は、こけしの伝統や技術を引き継ぎながら独特な世界観を表現しています。
いつの間にかこけしは大人目線を意識するものが多いですが、
卯三郎の孫の基本理念は「こども目線の重視」。
こどもの心が豊かになることを想って、こけしづくりに取り組んでいます。
キャラクター化されたこけしはその一例で、まるで絵本から抜け出てきたようにファンタジック。
フォルムのベースは森のきのこや木の実で、
森林豊かな群馬の自然を未来につなげていきたいとの思いも込めています。
一見、手を加え過ぎないシンプルな形状・彩色が新鮮です。

 ずきんこけし(りんごちゃん)

―普段は、どこでどのような活動をされていらっしゃいますか?
普段は家業を継いで卯三郎こけしにて日々こけしを作成しています。
卯三郎こけしでは「卯三郎の孫」のこけしのスタイルと違い主に観光地などで良く目にする 一般的なこけしを製造しています。
また、こけしは大きなコンクールが年に約2回有り、毎年2月に全群馬こけしコンクール。
5月に全日本こけしコンクールがあります。
その時には1品作と言う大きなこけしを長いもので、半年から1年かけてゆっくりと手を加えながら作成してゆきます。
作品の披露している場所は、2013年6月に地元である群馬県前橋市にギャラリーをOPENいたしました。


―現在卯三郎の孫さんはこけしを作られていますが、
この道に進もうと思ったキッカケを教えてください。
作家名でもありますが、卯三郎の孫に生まれゆくゆくは家業を継ぐ事が常に頭にありました。
家業を継ぐ前は、セレクトショップを経営したり、アパレルのブランドを立ち上げて販売流通などを行っていました。
家業を継ぐキッカケになったのは祖父である卯三郎が高齢になり先が長くないことを知り、早く安心させたいという気持ちからです。
なので、影響を受けた人は師であり祖父である岡本 卯三郎と父、二代目卯三郎です。


 

こけしのお雛様


―それから今に至るまで、どのような活動をしてこられましたか?
こけし職人になるのって本当に大変で、こけし削りの醍醐味でもあるロクロ削りは一人前になるまでに約5年〜10年は掛かると言われています。
自分は子供の頃から家の手伝いをさせられていたので自然と身についていました。。。
心に残っている出来事はデビューした年に全国近代こけし展にて最高賞の文部科学大臣賞を受賞できたことですね。
今までは、コンクールに向けて年に数点しか作成していなかったので、こけし作家 岡本 弘行 としてこけし製作を行ってきました。
それが、こけし作家 『卯三郎の孫』になったのは震災の影響が大きかったんです。
卯三郎こけしは観光地に向けて日々オカッパやお侍など古典的なこけしの製造・卸がほとんどです。
原発の影響もあり日本の観光地や国内はおろか、海外のからの人の流れも無くなってしまいました。。。
当然、観光地をターゲットとしていた卯三郎こけしも注文は激減してしまいました。
本当に当時はこの先どうなってしまうのだろう。。。不安ばかりでした。
そんな時に地元で作家さんを集めたイベントを目にしたんです。
そこから、観光地に向けたこけしだけでなく
目の前にいる人が癒されるようなこけしを作りたいと思い、こけし作家『卯三郎の孫』が生まれました。


―創作、作品についてお伺いします。
クリーマにご出品頂いている作品を、ひとつ取り上げて紹介してください。

作品名・カエルのナル
自分の作るこけしのモデルはみんな元気で笑顔の子供達です。
中でもこの作品は余りに可愛く出来たので自分の子供の名前を付けてしまいました。 カエルのナル

―創作するうえでの、こだわりの道具、相棒を教えて下さい。
ロクロです。こけしを削るのに欠かせない道具です。
削り込む刃物も自分で鍛治屋をして作ります。
自分で打った刃物で削り上げたこけしは苦労もありますが最高です。

 たまごこけし(干支十二支)

―創作のインスピレーションはどこから得ていますか?
インスピレーションは子供と遊ぶことかな。
そこには色々な表情や景色があるから。
手にするものは常に木に触れてますね。こけし屋になってから365日、木を触らない日はないな〜。

―これからの活動についてお伺いします。 今後、チャレンジしてみたいこと、将来の夢などお聞かせください。

今後は現在進行中ですがこけしを使って絵本を作ること。